狭い門から入れ!

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日記を軸に、身近な話題~趣味などいろいろ書きます。大学生。

ゴールデンウィークを溶鉱炉に沈める/近状

暖かくなってから布団を薄くしたにもかかわらず、授業がある日の布団はいつもの二割増しくらいの重さだ。高校生の時は進学した先輩の「一限ブッチww」ツイートはお馴染みの光景だったが、いざ大学生になって見るとそんなことは言っていられない。一限ブッチなんてすると、一瞬のうちに単位が親指を立てながら溶鉱炉にコポコポと沈んでいく。最近見てないけど先輩、大丈夫だろうか。

大学までの所要時間はおよそ一時間で、地下鉄とバスを使う。本当に地下に鉄の塊が走っているのだから正直で分かりやすい言語だなと母国語に感心しながら乗車する。おっと、新幹線はもうだいぶ古いのでそろそろ旧幹線にすべきだ。どうも我々は古くなっても「新」と、意地を張る文化でもあるらしい。

背広を装備した東京の早朝戦士に訊けば、名古谷の通勤ラッシュなんぞガラ空きレベルと言われるに違いない。なんと言ったってまだこちらには車内で薄いパソコンを触るスペースが手元にある。ただ、鈍色の走行音がうるさすぎて音楽は聴けない。ついこの間、久しぶりに横浜に帰ったら横浜線の車両が静かすぎて驚いたのも記憶に新しい。

さて、単位の話に戻ろうと思うが、今期は九十分の授業が週に十四コマ入っている。ちなみに期待していた全休は無い。「全休は学生をダメにする」ツイッターで誰かが言っていた。まあしかし、これでダメ大学生になる可能性が少しばかり減ったわけだ。"必修科目を一限に持ってきてくれた"教授たちに圧倒的感謝のエールを送ろう。

筆者は某外国語を専攻していて、半分くらいはネイティブの先生による授業だ。我々のためにわざわざ祖国を離れて教えに来てくれているなんて、必修科目を一限に持ってきてくれた教授たち以上に感謝のエールを送らなければならない。

そんな幸いに気付かずブツブツ文句を言っている学生は案外多い。分かりにくいやら教えるのがヘタクソやら、とにかく言いたい放題だ。外国語(日本語)で自分の国の言葉を教えるなんて教育のプロと呼ぶに値すると思うのだが。英語で日本語を教える授業を必修開講してみては如何だろうか。彼らの投げるブーメランはいつ手元に戻ってくるのか、お楽しみである。

自論だが、日本人の先生とネイティブの先生の授業が半分ずつあるというのは全くの偶然であるが非常に効率的なカリキュラムだ。日本人の先生の授業で知識や価値観を共有して吸収する。ネイティブの先生が日本人が気にしていることに気づかないのは無理もない。そこで吸収したものを自主的にアウトプットだ。些細なことでも、自ら思考を始めないと効率化できるものも見つけることすらできない。

あと、大学の図書館はマジで住みたいレベルで素晴らしい。岩波、その他新書が揃っているし、各種学術誌、興味のある分野の書籍も大量で嬉しい。新聞も毎日各新聞社の朝刊夕刊が並ぶので、トップ一面くらいは比較してみたりする。特に社説の書き出しなんかは参考になる。そんなこんなでブログを書こうかなと思うのである。